佐藤食品工業を希望した理由
私には、研究者より開発者になりたいという野望がありました。佐藤食品工業の「天然素材の風味を損なわず、なんでも粉末化する」というアグレッシブな姿勢、そしてアルコールの粉末化という世界で唯一無二の快挙に心惹かれ、気が付けば入社していました。
仕事内容
仕事内容としては、「新製品の企画開発」「既存製品および工程の改善」「食品メーカーとの共同開発、受託製造(OEM)」があります。突然ですが、皆さんは料理をする際どうしていますか?多くの人は、「どの食材を使おうか?」「どの器具を使おうか?」「どれくらい加熱しようか?」「どの皿に盛りつけようか?」など一度は考えますよね。技術部門(開発)の仕事内容も似ていて、技術部門で働く一人一人は言うなればシェフ(開発者)であり、どのような料理(製品)を作り上げるかを常に考えて活動しています。
仕事のやりがい
仕事のやりがいの一つに、「自分が関わった製品が製品化されること」が挙げられます。当社は素材メーカーとしての役割が大きく、当社の名前が表に出ることはあまりありません。しかし、スーパーやコンビニにある商品の裏面を見ると、当社の製品が使われていることも多いです。自分自身が担当している製品が採用されれば喜びも特別なものがあり、「より良いモノをつくっていこう!」という原動力にもなります。
失敗談&学んだこと
入社して間もない頃、「○○なお酒の粉末を作ってほしい」という要望があり試作した際に、出来上がった粉末の品質がお客様の求めるものではなく、案件としても難航している時がありました。その際、近くにいた先輩社員に相談したところ、私自身が考えていなかったアイデアを提示して頂き、その結果無事お客様が求める品質の粉末を作ることができました。この経験から、「コミュニケーションの大切さ」を学び、現在においてはコミュニケーションを大切にし、仕事で関係する人も自分自身も気持ちよく仕事ができるような雰囲気作りを意識しています。
会社の良いところ
当社は、品質のサトーを自負しています。そのため、どうやったら高品質な製品をつくれるか、社員一人一人が妥協なく日夜考えています。一方で、入社一年目から多種多様な仕事を任されることが多く、他の食品メーカーに比べてより広範囲で「食品」と触れる機会があり、「いろいろやってみたい!」という学生の方は、是非とも当社を志望して頂ければ幸いです。
学生にメッセージ
コロナ渦の中(2020年現在)、普段の日常生活は制限され、このページを見ている就活生の皆様もどうやって企業にアピールするか悩み、自己分析をすればするほど弱気になる人もいるかと思います。私自身も就活生の時は、同じ悩みを持つ一人でした。しかし、「自分は何をしたいか」を常に問い続けることで、結果として充実した就職活動ができました。皆様も何か一つ譲れない熱い想いを持ち、その結果当社を選んで頂ければ幸いです。